てけれっぱのぱ

落語「死神」の死神を追い払う呪文の一部?らしい

川崎市民劇場の今回の公演名

時は明治、旗本に嫁いだが没落して芸者になった「あや乃」が薩摩の官史「別所」 の妾となった。やがて、別所が開拓史として北海道へ。一諸に行く事になったあや乃と本妻とあや乃を助ける女中のおセキ
それにあや乃を慕う車引きの銀次と妻のロビン<ハーフ?> 
おセキの息子熊吉とその妻お福。

小樽で「きしや」と言うお店を開く。それそれができる事をやり肩寄せ合って生きている。
やがて別所が北海道を引き払う事になるが、きしやのメンバーはこの土地で生きる事
を決める。
やがて土地の立ち退きでやくざの嫌がらせを受けるようになる
結局、きしやは焼け落ち、女中のおセキも病気で亡くなってしまう。
なにもかも無くなってしまうがまた頑張って生きていこう〜と言う感じで終わります。

まったくもって今回の震災に重なるようなラストでした。
東北での公演も決まったようで、東北の人々が少しでも勇気づけれれるといいなと思います。

最近は北海道も御無沙汰ですが、本土とは違う<気候、広大な土地、自然等々>魅力的な地として
何回も行きましたが、思えば蝦夷と呼ばれていた不毛の原野をわずか130年の短期間で一国にも匹敵する素晴らしい地域に造りあげたことは、世界的にも例がないとも言われているよーです。

見よ、日本人の底力(みたいな)お話ですよね